高温加熱式タバコの中で最も細い専用スティックを採用していた「 glo(グロー) 」ですが、細いスティックということもあり、タバコ本来の吸いごたえが物足りないという意見がこれまで大きな課題となっていました。
そこで専用スティックを改善し、新ブランドの「ネオシリーズ」を立ち上げスティックは細いまま限界まで進化してきました。
初期モデルから グローミニ(glo mini )やグロープロ(glo pro) といった新デバイスが登場してもスティックとの互換性は保ってきました。
しかしここに来てグローハイパーで従来製品との互換性を捨て、他の高温加熱式タバコのような太いスティックに対応する新デバイスを発売しました。
今回はグローの新しい本体「グローハイパー」について紹介していきます。
この記事の内容
紙巻きタバコから加熱式タバコグローへ変える魅力

2020 年 4月 1日より東京都を中心に全国で喫煙に関する条例が施行されました。
主に飲食店での喫煙が原則室内禁煙となります。
一部、例外はあるがほとんどの飲食店での食事中の喫煙は禁止されるようになりました。
飲食店以外でも街で見かける喫煙所の数は年々少なくなっているのも事実ですが、新たに目にするようになったのは「加熱式タバコ限定喫煙所」です。
加熱式タバコはまず最初にデバイスを購入する必要があったり充電が必要だったりとこれから始めようという人に取って ”面倒” というデメリットを強く感じてしまう人も多くいると思います。
しかし、これからの時代に喫煙者が非喫煙者と共存していく中での必要に応じて使い分けることも必要になっていくのではないかと考えられます。
グローハイパーとは?本体の値段や購入可能店
グローハイパーは、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン社」から 2020年 4 月 13日に発売された加熱式タバコです。
元々、グローは、宮城県仙台市を中心に発売が 2016年に開始されました。
ユーザーの様々な意見を取り入れ改良を続け、この度 「グローハイパー」が発売開始。
こちらは全国同時発売で、購入可能な場所は「オンラインショップ」「gloショップ」「コンビニ」「グロー取り扱いのあるタバコ屋さん」が主な購入可能な店舗です。
しかし、現在ではネット通販が買い物の主流となっていることもあり、
Amazon や 楽天市場などでも出品されているのがよく見られます。
商品価格は、3,980円(税込み)で、販売されています。
- オンラインショップ
- glo ショップ
- コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)
- グロー取り扱いのあるタバコ屋さん
本体価格3980円
グローハイパーの 期間限定キャンペーン
現在各社から発売されている加熱式タバコ。
ほぼ全ての加熱式タバコは、発売後数ヶ月で大幅な値下げを行うキャンペーンを行っている印象です。
今回発売されたグローハイパーはなんと、発売からひと月半で 2,000円 OFF の大幅なセールを開始しています。
期間は、2020年5月18日〜2020年6月21日となっていて、gloストアとオンラインショップでの購入が対象となります。
オンラインショップでの購入では送料無料なので今が手に入れるチャンスです。
コンビニで購入した場合は、製品登録完了後にレシートをアップロードすることで、電子マネーなどにチャージできる EJOICAセレクトギフト2,000円分を受け取ることができます。
gloストアはこちら
グローハイパーとスタンダードモデルグローの違い

グローハイパーとスタンダードモデルのグローとの大きな違いは、専用スティックが異なるということです。
これまでのスタンダードモデルでは、紙巻きタバコで主にケントが発売しているスリムなスティックを採用しています。
グローハイパーではその他の加熱式タバコとほとんど同じ太さの専用スティックを採用しています。
グローユーザーからのより強い吸いごたえに応えるためにスティックを太くし、従来の約3倍のタバコ葉が詰められたことで、ユーザーの声に応えています。
わたしも実際に購入して試してみましたが最初はとても違和感があります。
glo= 細いスティック の印象であったため、太さに驚きでした。
元々グローユーザーだった為、味に関してはこれまでのグローの味を引継ぎ自然と馴染むことができました。
更に、グローハイパーにはブーストモードという機能が備わっています。
このブーストモードは、通常約240℃の温度で加熱しているものを約280℃で加熱し、よりタバコ感を強く出すことのできるモードです。
タバコの喫味は、温度が高くなればなるほど、強くなるのでこれまでよりも吸いごたえを体感することができます。
加熱をし始めてから吸い始めるまでの時間も短縮されています。
これまでのスタンダードモデルでは約40秒かかっていたものもグロープロと グローハイパーでは通常モードで約20秒という半分のスピードで吸い始めることができるのでこれまでのように待つというストレスからも開放されます。
ブーストモードでは更に時間を短縮し、約10秒で吸い始めることができるようになります。
グローハイパーの使い方と吸い方

グローを使用しとことがある方は、これまでと使い方は一緒です。
これから始めるという方にとってはどうやって使うのか、簡単に使えるのかというところが気になるところ。
使い方について説明していきます。
通常モードの使い方
- STEP
本体の上部にある蓋をスライドするとスティックの差込口に入れる
差し込みが甘いと十分に加熱することができません。
スティックにある色付きのラインにちょうど重なるくらいがおすすめです。 - STEP
スティックをセットしたら電源ボタンを長押しすることで加熱が開始
長押ししてブルッと振動が 1 回したら加熱開始の合図
- STEP
ボタンの周りが4分割された LED が点滅を開始
- STEP
1 周回って点滅が点灯したら準備完了
準備完了のタイミングで振動します。
グロープロを使用したときは差込口が狭く結構奥まで差し込まないといけなかったのですが、グローハイパーではゆったりとした差込口で簡単に挿入することができます。
準備完了のタイミングでは振動が来るので外などの明るい場所や、見ていない時でも吸い始められるタイミングを逃しません。
ブーストモードの使い方
- STEP
スティックを差し込むところまでは通常の使用方法と一緒
- STEP
ブーストモードを使う際には、 1 度目の振動が来ても指は離さず 2 回目の振動が来るまで待つ
1度目の振動で離さずに2 回目の振動が来るまで待つ
- STEP
ボタンの周りが4分割された LED が点滅を開始
- STEP
1 周回って点滅が点灯したら準備完了
次は、ブーストモードの使い方です。ブーストモードはスティックを差し込むところまでは通常の使用方法と一緒です。
違うのはボタンの押し方です。
通常長押しして振動が来たら指を離しますが、ブーストモードを使う際には、 1 度目の振動が来ても指は離さず 2 回目の振動が来るまで待ちます。
ブーストモードに慣れないといつもの癖で話しちゃうなんてこともあるので注意してください。
私自身も油断しているとよく指を離してしまい通常モード、なんてこともしばしば…。
ブーストモードでは約 10秒程で吸い始める事ができるので、加熱式タバコの中ではタバコを咥えてライターを取り出し火をつけるという一番紙巻きタバコに近い吸い方とも言えるかもしれません。
しかし、ブーストモードにもデメリットはあります。
通常モードでは約 4 分間吸うことができますが、ブーストモードでは約 3 分と 1 分短縮されます。
より強いタバコ感を感じられることができるブーストモードとゆっくり長く吸うことのできる通常モードと使い方は人それぞれ。
シーンに合わせて使い分けることのできる新しい機能はとても魅力を感じます。
わたし自身も時間のない時はブーストモード、自宅でゆっくり吸うときは通常モードと便利に使い分けることができているのでとてもおすすめな機能です。
グローハイパー「ネオスティック」のフレーバーの種類

グローハイパーの専用スティックは、スタンダードモデルの glo では使えないので購入時には注意が必要です。太さが違うので全く使うことができません。
グローハイパーの発売のタイミングに合わせて 6 種類のスティックが発売されました。
いずれも 500円で購入することができ、他の加熱式タバコと同じ価格帯となっていますが、スタンダートモデルにはもっと安価なスティックのシリーズもあるので個人的には今後の発売に期待しているところです。
さて、スティックの内訳ですがレギュラーが 1銘柄、メンソールが 5 銘柄で内 3銘柄はフレーバーメンソールとなっています。
レギュラータイプ1種類
メンソールタイプ2種類
- フレスコメンソール
- フリーズメンソール
フレーバーメンソール
- 柑橘系
- ベリー系
- トロピカル系
グローハイパー専用ネオスティック「レギュラータイプ」
レギュラーは 1銘柄となっていますが、スパイシーな喫味が特徴でこれまでのネオシリーズを使用していたユーザーであればすんなり受け入れることができる味わいになっています。
吸う時の注意点としては連続して吸い続けるのではなく、ゆっくり長めに吸うことで確実な味を楽しむことができます。
早く雑に吸ってしまうと本来の味わいを感じることなくあっという間に時間が過ぎてしまうので、吸い方には注意してください。
グローハイパー専用ネオスティック「メンソールタイプ」
グローハイパーでは純粋なメンソールは2銘柄あり、” フレスコメンソール” “ フリーズメンソール” と名付けられています。
それぞれの大きな特徴は氷結カプセルが入っているかどうかです。
最近は、主流になってきたカプセルはそんなに珍しいものではありませんが、フィルター部分に入っているカプセルを潰すことで潰す前と後で違う味わいを楽しめることです。
フレスコメンソールは、カプセル無しでペパーミント系のメンソールならではのガツンとした辛味が喉に直撃する印象。
フリーズメンソールは、潰す前はフレスコメンソールより弱めな優しい刺激が来ますが、カプセルを潰すと爽快感あふれるメンソールがガツンとくる印象。
紙巻きタバコでも強メンソールタバコを吸っていた方にはおすすめです。
グローハイパー専用ネオスティック「フレーバーメンソール」
フレーバーメンソールが3種類あります。
それぞれ 「柑橘系 」「ベリー系」「トロピカル系」の 3 種類に構成されています。
全てのフレーバーメンソールスティックにはカプセルが採用されており、吸うときまで香りを閉じ込め吸う時に香りを開放してくれます。
フレーバーメンソール柑橘系
柑橘系では、パッケージからも想像できるスッキリとした味わいのなかに強烈なシトラスの香りを感じることができるフレーバーとなっています。
フレーバーメンソールベリー系
ベリー系では、青紫系のパッケージでパッケージの開封時から芳醇なベリーの香りが漂います。
この味は通常モードで吸うのがおすすめです。加熱温度を上げることでタバコ葉の匂いが強くなってしまうの
ベリーの味を堪能するには通常モードかなと思います。
フレーバーメンソールトロピカル系
最後にトロピカル系ですが、パッケージ開封時はベリー系ほど香りを感じられません。
いざ吸ってみるとカプセルを潰すまでは甘めな優しい味のメンソールという印象。
カプセルを潰した途端、一瞬でマンゴーのような香りが漂うものでフレーバーシリースの中では一番変化を感じられるスティックです。
アロマ感が強いので、個人差というか好き嫌いが分かれそうな味かなっといった印象です。
まだ発売から間もないシリーズになりますので今後も新フレーバーに注目していきたいですね。
グローハイパーは加熱式タバコの中でも最強のキック感

デバイスとしては、グロープロのブーストモードで喫味の強さを体験したことのある人なら、グローハイパーでのブーストモードは期待を裏切らない出来と言えると感じるでしょう。
スタンダートモデルを使用している人も、満足できると確信できるデバイスだと使ってみて感じました。
これまでの加熱式タバコでは、味わいだけでなく吸い始めるまでの時間など移行に抵抗がある人にとっても手を出しやすいデバイスです。
喫味、操作(時間)をとっても、限りなく紙巻たばこに近いタバコのレベルに到着したように感じられる。
キャンペーン期間中は、お得な価格で購入できて他社の加熱式タバコと比べると低価格設定なのでこの機会に紙巻きタバコからの移行や併用を考えている人にとってはチャンスかも知れない。