最近は紙タバコよりも、加熱式たばこのシェアが伸びている。
本体価格も安価なものが豊富なことで、ますます競争化していくだろう。
しかし、それとは反対に禁煙ブームでもある。
分煙や禁煙外来など、あちこちで行き場を失っている。
まさに二極化の現実だ。
愛煙家には住みにくい環境ではあるが、その中でも愛煙家も唸る商品が新たに出たのはご存じだろうか?
その名もNICOLESS(ニコレス)。
名前の通り、ニコチンレス。
つまりニコチンが入っていないタバコなのだ。
禁煙したいがやめられない愛煙家や、吸いたいけどニコチンは体に入れたくない…という方にも両方待っていた商品である。
その中ですごいことは、加熱式たばこを使って吸えるということだ!
まさに加熱式たばこのアイコスを使って吸えるという強み。
そこで今回はNICOLESS(ニコレス)について紹介していきます。
この記事の内容
アイコス専用たばこNICOLESS(ニコレス)とは?
ニコレスは2019年3月に発売された商品だ。
あまりテレビコマーシャルでは見たことがないので、たばこを吸わない人にはなんぞや?な感覚だろう。
しかし喫煙者にとっては、新たな救世主の到来だということをぜひ理解していただきたい。
「禁煙中でも我慢しないで喫煙できる、しかもニコチンなし!」
というのがコンセプトだ。
ニコチンがないのに満足できるというのがダブルですごいところである。
このガツンとした吸いごたえにはどんな秘密があるのか?
茶葉の産地として有名な福建省武夷山の「 正山小種(紅茶の一種)」という上質な茶葉を使用した独自製法により、ニコチン0mgを実現したことだ。
わたしもニコチンなしのベイプを試したが、どうしても物足りなさを感じてしまい紙たばこや加熱式たばこに手が伸びてしまった経験がある。
その時は禁煙できる!と思っていたのだか、とても禁煙できない。
逆に喫煙したくなる衝動が抑えられなかった!
しかし今回のニコレスの場合は、茶葉が原料だということに驚きを感じた。
茶葉をたばこ葉に似せて、アイコスや互換機で吸うことにより、「たばこを吸ってる」感覚を味合わせてくれる。
NICOLESS(ニコレス)はアイコスで吸える
このニコレスは、アイコスやアイコス互換機で使用できるヒートスティックであることをしっかり押さえておこう。
もともと加熱式たばこだが、ヒートスティックを差し込み、加熱することによって、蒸気を発生させるもの。
従来の紙巻たばことは異なり、たばこ葉を燃やさないため、燃焼による煙や副流煙は発生しない。
このニコレスは茶葉でできているので、そもそも燃やしてもタールはでない。
燃やした後の臭いも加熱式たばこよりは軽減されているので、臭いを気にする相手にも配慮された商品だといえる。
「うまくて」「ニコチンがなくて」「吸いごたえある」なんて…それも茶葉で実現しているのにはびっくりだ。
実際スティックを持ってみると、見た目は他のヒートスティックと変わらない。
しかし、実際持ってみると、スティックの柔らかさに違いが出てくる。
ニコレスは三分割で硬さが違うが、マルボロは均一感がある。
差し込むときに、ニコレスは柔らかいため、少し丁寧に扱う必要がある。
勢いよく差し込むと、うまく入らなかったりするので注意しよう。
吸い終わった後のスティックにも、少し違いがみられた。
マルボロは根元の葉部分が固くなり、根本が取れる場合がある。
若干製品のばらつきが感じられる。
ニコレスも同様に根元が固くなるが、マルボロほど抜く時の不具合は感じられなかった。
とにかくたばこなのに禁煙できる、そんな虫のいい話がここにあるようだ。
わたしも信じられなかったが、ニコレスの良さを知ったからこそ、今では頼りになるやつだということを知ってほしい。
NICOLESS(ニコレス)は値段が安い
そして、たばこではないので税金がかからない!
もうひとつ、コスパ重視の方にも十分満足できる商品であるということだ。
他のたばこ価格よりも安価な設定なので、併用したい方にもお勧めだ。
いままで禁煙にトライした方もご存じだろうが、紙たばこから加熱式たばこへのスライドを行ったとしてもタールは加熱式たばこにはないものの、「ニコチン」まではないわけではなかった。
つまり、しっかり喫煙しているわけだ。
しかし今回のニコレスはタールなし・ニコチンなしという「たばこもどき」。
加熱式たばこを吸いながら、しっかり「禁煙」している。
ニコチンの摂取が、依存症の原因である。
徐々に摂取を減らしていけば、禁煙という道も見えてくる。
家庭内では煙たがられるも、ニコレスに変えたことで、だいぶ攻防戦は減ったようだ。
タールがないことで部屋のクロスが汚れないことも理解が得られた。
もう、いちいち外に行かなくてもよくなったのもありがたい。
NICOLESS(ニコレス)の味の種類は?

値段は税込み418円で、若干安いのが嬉しいプライス。
そして二種類のフレーバーがある。
パッケージの通り爽やかなミントとメンソールである。
NICOLESS(ニコレス)ミント
一つ目は爽やかなグリーンのパッケージが美しいミント。
まさに清涼感が広がる爽やかなミント味である。
アイコスのマルボロのミントと比べると、軽さを感じるが、たばこを吸ったという感覚は弱かった。
NICOLESS(ニコレス)メンソール
もう一つはガツンとした吸いごたえと辛みを感じる。
強力な刺激を感じられる深いグリーンのメンソールだ。
吸いごたえや刺激にこだわった逸品だ。
はじめてメンソールを試したとき、メンソールが強すぎて驚きながらむせてしまった。
普段たばこを吸うときは、メンソールの味を口で感じるのだが、ニコレスは鼻まで一気につき抜けるほどの強烈なインパクトだった。
ミントはそこまで強くは感じなかったが、十分風味は口中で感じられる。
たばこを体に入れたというガツンとした体感は少ないが、「喫煙する」という行動が伴うので、「吸った」と脳が変換されて、満足するのかもしれない。
ただし、紙タバコのようなキック感覚は弱いため、本数が増える場合も考えられる。
くれぐれも吸いすぎには注意したい。
NICOLESS(ニコレス)にはタールが入ってる?

未使用状態ではニコレスにはタールは含まれないが、デバイスを加熱することでタールが発生してしまう。
しかし、その量は分析できないのではっきりしたデータはないのが現状のようである。
従来の紙巻たばことは異なり、たばこ葉を燃やさない代わりに茶葉を燃やすので、煙や副流煙は発生しない。
つまり、タールもほぼ気にすることがないという結論である。
禁煙者にとっては、急にたばこを辞めると問題なのが禁断症状だ。
この症状が出てしまうことで、イライラし、周りからもクレームをいただくことも多いだろう。
実際わたしも何度も禁煙をトライしたが、度重なるコミュニケーションの相違により、家庭環境が悪化した経緯がある。
食事をしたらたばこ・休憩したらたばこ・起きたらたばこ・寝る前のたばこ…まさに無限ループの習慣になっている。
どれも崩すことはできない。
だからこそこのニコレスは救世主である。
家族にとってもたばこを吸う行為に時間を割くことは、実は大きなストレスになっている。
しかし、環境にも配慮しているこの商品は、家庭を守る奥様たちからも必要以上に煙たがられないですむ。
何度も伝えているが、毎回外に行かなくていい!
NICOLESS(ニコレス)はコンビニでは買えない?販売店はどこにある
ニコレスはどこでも買えるわけではないのが実情だ。
実はわたしも、偶然あるドラッグストアの会計の際に見つけたのがきっかけだった。
しかし、他のドラッグストアにはなかったり、コンビニも置いてはなかった。
大手スーパーのレジ脇にも置いていた時があったのだが、後日買いに行くと、もう扱っていないという話をされてしまい、あちこち放浪の旅にでたこともある。
主なニコレスの正規販売店を紹介しておきます。
- イオンリテール
- マツモトキヨシ
- ビックカメラ
- サツドラ
- キリン堂
- トライアルカンパニー
- エバーグリーン
- スーパードラッグひまわり
- ドラッグストア ザグザグ
- ハッピー・ドラッグ
- ドラッグ新生堂
- くすりのハッピー
- ヤマザワ薬品
- ハジドラッグ
- ドラッグストア セキ
※一部店舗ではお取り扱いがない場合もある。
わたしが購入した店舗は、上記には該当していなかったので探すと他にもあるかもしれない。
しかし、ネットでも注文できるのがすごいところだ。
アマゾン・楽天市場・ヤフーなどでも購入することができます。
なんと公式サイトからは最大15%オフで買える情報もあります。
ただし、3カートンからの購入というしばりもありますのでご検討ください。
そして、賢くお安くお買い求めください。
NICOLESS(ニコレス)の口コミや評価!メンソールが人気
ニコレスは禁煙を考えている人にも満足のいく吸いごたえがあります。
特に人気なのはガツンと来るメンソール味。
コンビニでも購入可能になることを願っている人が多いようだ。
紙巻きたばこは辞めれそうだが、ニコレスが辞めれなさそうな人も出ているようでそっちの方も大変になりそう。
NICOLESS(ニコレス)は禁煙するのにおすすめのステップ

- ニコチンやタールがないことで、体への健康被害が少ない
- たばこを吸っている体感ができる
- 他のヒートスティックより安価である
- 臭いが他の加熱式たばこより抑えられている
- 禁煙したい場合は併用して減らすことも可能
- 部屋が汚れない
- 紙タバコのようなガツンとしたものは弱い
- ヘビーユーザーには物足りない場合も
- どこでも買えない
実際禁煙したい人には、吸いたいのに吸えないというイライラする禁断症状が出た場合に、口寂しさを紛らわすアイテムとしてはニコレスが有効的だとわかった。
ただしつい吸いすぎてしまうと、メンソールが強すぎてむせることもある。
物足りないことで吸いすぎてしまうことも考えられる。
禁煙や減煙したいと考えているユーザーにとっては、嬉しい商品に間違いはないだろう。
他のヒートスティックと比べると、害は少ないようだ。
ニコレスだけの禁煙が難しいと感じるなら、マルボロ・ヒートスティックとの併用活用をすることによって、少しずつ禁煙や減煙をしていくという方法ができるので試すことも可能だ。
わたしはマルボロとニコレスの併用使いをしているので、コストパフォーマンスも少し減らしつつ、ニコチン量を減らすようにしている。
これから先、さらに禁煙化が進んでいけば、喫煙者のほとんどがニコレスになっていくでしょう。